月白風清 GEPPAKU FUUSEI
ー満月の夜、「尺八」と「ダンス」のしらべー
尺八 黒田鈴尊
ダンス 青木尚哉
エレクトロニクス 夏井敬史
雨天延期に関しては、当日の14時にHPや公式SNSにてお知らせいたします。
◆出演者プロフィール
黒田鈴尊(尺八)
1983年福島県生まれ。東京都出身。
幼少よりピアノを学ぶ。武満徹作曲「November Steps」を聴いた事が契機となり20歳で尺八に転向。人間国宝・二代青木鈴慕、三代青木鈴慕各氏に師事。
早稲田大学人間科学部、東京藝術大学音楽学部卒、同大学院修士課程修了。
NHK邦楽オーディション合格。NHK FM”邦楽のひととき”に独奏で出演。
第2回利根英法記念邦楽コンクール最優秀賞受賞。
国際尺八コンクール2018 in London優勝。
NHK・Eテレ「にっぽんの芸能」出演。
CAPCOM「大神 五重之音調」CD録音他、TV、ラジオ、新作歌舞伎公演(風の谷のナウシカ)等に音源提供多数。
2014年、韓国・百済文化祭にて朴範薫作曲の尺八協奏曲「流」のソリストを務め、自作カデンツァを含むその演奏が好評を得て、同年公州にて再演。
2015年、山本和智作曲の尺八協奏曲「Roaming liquid for shakuhachi and orchestra」を東京・神戸で世界初演。
2016年にはベルギー・Ars Musicaにコンチェルトのソリストとして招請され、武満徹作曲「November Steps」や、Claude Ledoux、Dennis Levaillantらの新作尺八コンチェルト等を世界初演のほか、ソロコンサートが開催され、好評を博した。2016年より毎年東京にて完全無伴奏の一人舞台”独演会 Rei-sonic Theater”を開催。(主催/東京コンサーツ)
2017年、邦楽四重奏団 in New York(by Asian Society/Japan Faundation)にてスタンディングオベーションの喝采を博す。
2018年、第23回くまもと全国邦楽コンクールにて優秀賞受賞。
Asian Composers Showcase/Tongyeong Int’l Music Festival に出演。
ロンドン尺八フェスティバルに招聘演奏家/講師として参加。
東京オペラシティ主催の名物リサイタル”B→C”に出演。
2019年、文化庁文化交流使に任命され、世界6カ国(中国、イタリア、ブラジル、フランス、ドイツ、ポルトガル)16都市にて公演。
Rafael Nasiffによる尺八とオーケストラ作品を世界初演。
2020年、オーストラリア・メルボルン公演。
ブラジル・クリチバ音楽祭にてリサイタル。古典とコンテンポラリー他バッハ、モーツァルト、ヴィラ=ロボス、ピジンギーニャなどを含む異例のプログラムで好評を博す。
その他アンサンブル・ノマドや作曲家の会「環」等にも出演。
自主企画として同世代の作曲家への委嘱作品を集めたコンサート”尺八の領分”を開催するなど、”尺八の今と無限の可能性”を追求している。
アンサンブル室町(第13回佐治敬三賞受賞)、邦楽四重奏団(NHK FM邦楽のひととき出演。1stCD「野田暉行邦楽作品集」は”レコード芸術”2016年12月号にて特選盤、”音楽現代”2017年1月号にて推薦盤を獲得)、尺八×電子音響×映像によるユニット1÷0(金沢アートグミ公募企画採用)メンバー。
令和元年度文化庁文化交流使。
鈴慕会、日本三曲協会各会員。
青木尚哉(ダンス)
ダンサー・ 振付家。東京都あきる野市生まれ。16才よりダンスを始める。加えて学んだボディーワークから 身体の構造を基とした自身のメソッド「ポイントワーク」(ポイントワークへのリンクを追加)を開発。各地でワークショップを開催。近年は一般的な社会における「ダンスの活用」に視野を広げ、小学校への派遣授業や、地域公共ホールとのワークショップ公演なども手がける。
秋葉原の古民家ギャラリー「海老原商店」と提携し、劇場外での表現活動にも積極的に取り組む他、音楽家や映像作家等の異ジャンルとのコラボレーションにも活動の幅を広げている。音楽会、オペラ、映画の振付を担当するほか、演劇では身体と空間の関係性に拘ったステージングとして舞台製作にも携わっている。
夏井敬史(エレクトロニクス)
高知県生まれ。神奈川県出身。
2013年から独学にて作曲を開始。
小倉卓浩氏(高知県ダンススタジオ ダンスクリーム主宰)に師事。
小倉氏プロデュース作品への楽曲提供他 主によさこいチームへの楽器提供を行う。
AZUKI、よさこいゆきうさぎ 、舞都、いでは組等
また、AZUKIでは演舞時に語り部(MC)も担当する。
期間:2020.10.02
場所:ぶたい