まちあいとおみせ期間店舗「北東北あきたの木の道具展」
まちあいとおみせ期間店舗紹介 【9/30(金)~ 10/30(日)】
“北東北 あきたの 木の道具展”
北東北 秋田の木製品のご紹介です。作り手によって引き出される木の魅力はさまざま。ぜひこの機会に、お手にとって木の温もりと魅力を感じてください。
「Blanc Pa」
「Blanc Pa(ブランパ)」のBlancは、フランス語で「白」を意味します。 創業以来、秋田県北部の大館の地で「曲げわっぱ」を作り続けてきた私たちは、縮み率が大きく、腐れも多いため、工芸品では使うことが難しかった木のシラタ(年輪の外側で白く若い部分)をどうにか生かしたいと試行錯誤を繰り返してきました。そして、ようやくシラタ部分も活用して作り上げることができたこれらの製品に「白」への想いを込めました。 年に数度不定期で、限定数量を製造し、すべての製品に製造年月とエディションナンバーが刻印されます。ひとつひとつ個性のある木目の中から、お客さまご自身でお選びいただく、新しいテーブルウェアブランドです。 北東北の気候風土が長い年月をかけて育んだ木のぬくもりと自然が描き出した杉本来の個性と美しさを、世界にひとつ、あなただけの特別な器を、Blanc Paからお届けします。
「shinboku」
shinboku という言葉にはたくさんの意味と願いを込めています。 - 人と人のつながりを育む “親睦” - 神や自然への感謝と畏敬の念を象徴する”神木” - 誠実な手作業と信頼される技術によって作られた”芯木” - 混じりけのない無垢な”真木” 4つの”shinboku”がもたらす「つながりの美」が皆様の暮らしに豊かなぬくもりと安らぎを添えられるように… そういった願いをこめてひとつひとつ丁寧に作り上げています。
「樽冨かまた」
江戸時代中期から桶樽業を操業していたとされる鎌田家ですが、現存する文献に登場するのは弘化三年(1846)です。日本海に面する能代は過去に多くの大火があり、文献の多くも焼失してしまいました。樽冨かまたの前身は能代で最も古い桶屋として知られる鎌田長十郎が率いた「鎌長」です。大正期に入ると次第にカンやビンが普及し始め、桶の需要は低迷し、九代当主・鎌田冨治は樽に用いる木材を加工する樽丸屋へと舵を切り、これが成功しました。十一代当主・鎌田勇平は冨治への尊敬の念を込めて屋号を「樽󠄀冨かまた」へと変えるとともに、「土間から食卓へ」というテーマを掲げ、恐れることなく変化を起こしてきました。「時代に合ったものづくりで受け継いでいく」という先代の言葉を胸に、健やかな暮らしの道具を皆様に届けて参ります。
ご来場お待ちしています。
【まちあいとおみせ営業時間 11:00~17:00 (月曜定休)】
期間:2022.09.30 - 10.30
場所:まちあいとおみせ